[第3回] 音に強弱をつけるオルゴール

 SPOT LIGHT > 音に強弱をつけるオルゴール 2013年8月

 
シリンダーオルゴールの音色は繊細で優しい、心がホッと和む音色ですね。
小さいオルゴールは可愛らしい音を奏でます。
大きくなるにつれて中音、低音が表現されてきます。
               
しかし、どのオルゴールも最初から最後まで同じ音の強さで演奏します。
音に強弱は付いていません。

そこで、当時「音に強弱を付けて演奏するオルゴールを作ろう。」と考えました。
それが「ピアノフォルテ(あるいは、フォルテピアノ)」といわれるシリンダーオルゴールです。
               
上の写真のように2枚の櫛がセットされています。
右にある幅の狭い櫛が弱い音を奏でる櫛、左の幅の広い櫛が強い音を奏でる櫛です。
この2枚のくしを使い、弱い音の櫛だけで演奏したり、強い音の櫛だけで演奏したり、また両方を使用して音に強弱を付けながら演奏をします。

その特徴をより効果的に表現するために曲のアレンジにも工夫しています。
はっきりと音の強弱がわかるように強弱の切り替わりを強調するものもあります。
また、徐々に音が強くなっていき、スーと弱くなっていく、まるで波が打ち寄せては引いていくような演奏をするものもあります。

当時のメーカーやアレンジャーのセンスや努力が感じられます。

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 今回御協力頂きました「ケントハウス」様店舗情報です。

ケントハウス

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